「解決型」×「趣味型」
2020年12月20日こんばんは!ゆーやです!
朝晩はすっかり冷えますね〜。つい先日、息子が5ヶ月の予防接種に行きましたが、そろそろ風邪を引かないか心配です。
でも、病院の先生によると0歳児ってインフルエンザとかにはほとんどかからないみたいですね🤔
年間で10人?とか。マスクもできないのに子どもって案外丈夫ですね。感心します。🤔
最近は、新聞社さんなどメディアからの取材が増えました。今まで露出が少ない業態だったのでとてもありがたいです。
先日は本業の家電業についてお話しをさせていただきました。今日はその家電事業とこれからいい形で化学反応を起こせそうな「なるほっと横丁」について、以下の順番でお話ししたいと思います。
・絵に描いたような地獄
・過去を変えてくれるのは未来
・地域家電店は主に「解決型」のビジネス(だけ)だった
・なるほっと横丁ってどんな場所?
・まとめ
以上の内容で進めていきます。
それでは、今日もよろしくお願い致します✌️
・絵に描いたような「地獄」
「なるほっと横丁」の話をする前に少し野球の話をしておきますね。
自己紹介でも少し触れてますが、学生時代はとにかく野球一筋。高校時代は憧れの甲子園を目指して、寮生活をするために親元を離れました。
それはそれは、絵に描いたような「地獄」。(笑)
これでもかというくらい悔しい思いもしたし、辛かったです。毎日蕁麻疹止めの薬を飲んでました。
けど、やっぱりあの経験は何にも代え難いですね。もしかすると、甲子園出場という結果はそこまで重要じゃなかったのかもしれない。
「ウォーリーをさがせ」のごとく、キーワードを探しても多過ぎて見つからないので、またこれからつまみつまみ紹介していけたらと思いますが、
とにかく半端ない「馬力」と「実行力」、そして「心」を磨いた3年間でした。
全国各地から集まった18人の同期とは、薄めても薄まらない濃すぎる日々を共にしたおかげか、夢に出てくる確率はイチロー選手の打率並みかな?(笑)
今もこれからも、語り合うに涙なしでは物足りない。そんな経験を10代のうちにできたことは本当につくづく運が良かったなと思います。
と、そんな怒涛の日々を送っても、引退する瞬間は誰にでもあるわけで、その後地元に戻ってから数年のうちに一つ学んだことがあります。
これは、少し不思議な感覚でした。
その話を踏まえて、ここから本題に入っていきます。
・過去を変えてくれるのは未来
それは何かというと、
「過去を変えてくれるのは未来」。
言い換えてみると「人からもらったありがとうの数で幸せの形が決まった」
ということです。
私自身ここまで偉そうなことを言っておいて、実際は3年春に一桁の背番号をもらうも、甲子園出場時はレギュラーとして試合に出ていません。100年を越える甲子園の歴史の中でタイ記録にもなっている8点差大逆転勝利の試合にも、途中出場しただけであまり数字的には貢献していません。(笑)
正直とても、悔しかったです。
確かに、実力は十分なのにケガや不調が原因でベンチに入れなかった仲間もいる。結果ベンチ入りもベンチ外も関係なくて、みんながすごい。
なんて、そんな当たり前のことは当事者の私たちが1番よくわかっていて、ただあの時の私は、自分の無力さ、虚無感に駆られていました。
あれだけ期待されて地元を出たのに。など、たくさんの感情が入り混じり、どうにも整理できない感覚が拭えないでいました。
「地元の人に会いたくないな。」
引退直後はそう思ったときもありました。
でも、地元に帰ってみるとどうやら様子が違う。私はとんだ馬鹿野郎だったことに気がつきます。
大逆転勝利という試合も相まってか、地元は歓喜の渦でした。
親族はもちろん、野球関係者から友達まで。みんなが「おめでとう」「ありがとう」「夢を見させてもらった」と。
それから数年時が経っても、至る所で高校野球の話題が私を色付けてくれて、あの時のやるせない思いを強制的にプラスな思い出へと上塗りしてくれました。
「本当に愚かだった。応援してくださった方達に大変失礼だった。」
なんで、あんな風に思っていたのか。途中から馬鹿らしくなっていきました。
というように、この経験が私にとって大変大きくて。自分が自分の目標のために頑張ってやってきたはずのことが、いつしか周りにいる人の笑顔や幸せになる。それも100%の結果じゃなくても。です。
よく、「過去は変えられないが未来は変えられる」の類の言葉はあちらこちらで叫ばれますが、意外と未来って予測不能、コントロール不能だってことは、このコロナウイルスという未曾有の事態が証明した気がしています。
反対に、私はこの経験があったからこそ、「過去は未来が変えてくれる」と今でも言い切れます。
だとするならば、過去を大きく塗り替えてくれた方達に人生をかけて恩返ししていくことが私の責務。たまたま実家が地元密着の仕事をしていたのは何か繋がりがあるとしか思えて他なりません。
もらったありがとうの数を、どれだけ「倍返し」できるか。これが私の永遠のテーマです。
・地域家電店は主に「解決型」のビジネス(だけ)だった
ということで、それを実現するためにはどうしたらいいのか。
と、ふと考えた時、やはり地域家電店のビジネスモデルに目をやると、そこにはどうしても業界ならではの課題がありました。
それは何かというと、
家電業界というのは「耐久消費財」を扱う仕事であり、なかなか人々の趣向が見えない業界ということです。
もちろんその反面、心の底から感謝をされる仕事であり、尊い部分というのは前回ご紹介した通りです。
ただ、世の中の仕事を大きく二分すると、我々の仕事は「解決型」のビジネスである上にサイクルがゆったりです。(家電の平均寿命は〜10年)
詰まるところ、何年も顔を合わせないお客様がいるので、単純にもっと「ありがとう」などの感謝を伝えられる場であったり、一緒に楽しめる場、即ち「趣味型」に重きを置いたスペースがあると良いなと漠然と思っていました。
もっと言うと、地域家電店は量販店に比べて狭い空間な上に、人が行き交う場所ではないため、ぶっちゃけ入りにくい。(笑)
そういったハードルを下げる目的もあって、違う角度から私たちを知ってもらう意味でも、どうしてもそう言った場所が必要でした。
・なるほっと横丁ってどんな場所?
そんな想いで実現したのが、
コミュニティサロン「なるほっと横丁」です。
名前の由来は、学び(なるほど!)とリラックス(ほっとする。)イベントを兼ね備えた、老若男女問わず集える場所になるように、、です。
他にも、
・ライブ配信などのスタジオとして
・最先端設備のショールームとして
・スポーツ観戦のパブリックビューイングとして
・異業種交流の場として
など、用途は様々。
先日も無事プレオープンを飾ることができ、今後どのように展開していくか試行錯誤している段階です。
課題であった、「解決型」に特化する業界が故の課題を解決する「趣味型」のなるほっと横丁。
まだ業界では、あまり導入されてない試みだと思うので、手探りにはなりますが、協力してくださる方に日々感謝しながら運営していきます。
「三方良し」がマスト。
必ず良い場所にしていきます!
・まとめ
その業界においての特徴・特色は強みにもなるし、時には弱みにもなります。
たった一年ですが異業種から来た私は、業界に染まりきっていない部分が大いにあります。それでも他の業界で活躍されている方のお話を聞くと毎日学びばかりです。
その度に、まだまだだな、と自らを見つめ直す日々。
社会に出て日が浅い私は未熟者半端者です。
事業者からもお客様からも、「経験」を貪欲に吸収して、自分なりに咀嚼して高めていきたいと思います😊
→ホームページ「ナコー伏見」
→YouTube「ナコー伏見ちゃんねる」